ミャンマーからamazon.co.jpで商品を購入して、発送することはできるのかな?
本記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事の内容
今回は、ミャンマーからamazon.co.jpで注文をして、ミャンマーへ発送してみました。
日本の大手ネット通販サイトとして、amazonや楽天が有名だと思います。
実は、両社ともに、海外発送サービスも行っています。
amazonでは、いくつか海外発送サービスがあるため、それぞれミャンマーに対応しているかどうかを調べました。
そして、書籍であれば、ミャンマーへ発送できそうなことが分かったため、実際にamazon.co.jpから本を購入し、ミャンマーへ発送してみました。
Contents
amazon海外発送サービスについて
amazonは海外発送する方法として、2つの方法があります。
①AmazonGlobal海外発送
Amazon.co.jp ヘルプ: 海外配送について
②関税後払い発送
AmazonGlobal海外発送とは、Amazonが通関手続きを代行し、配送してくれるサービスです。
しかし、残念ながら、ミャンマーは対象外となっています。
「AmazonGlobal 海外配送」で配送される場合、以下を含む国や地域に配送することができます。AmazonGlobal 海外配送 について詳しくは、 こちらをご覧ください。
アイルランド、アメリカ合衆国、アラブ首長国連邦、イギリス、イスラエル、イタリア、インド、インドネシア、ウルグアイ、エジプト、エストニア、オーストリア、オマーン、オランダ、カタール、カナダ、韓国、キプロス、ギリシャ、クウェート、コスタリカ、コロンビア、サウジアラビア、シンガポール、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、チリ、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バーレーン、パナマ、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、ブルガリア、ベネズエラ、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マルタ島、マレーシア、南アフリカ共和国、メキシコ、モナコ、ヨルダン、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルグ
Amazon.co.jp ヘルプ: 海外配送の対象地域
一方、関税後払い発送とは、現地通関でもし関税が課せられた場合に関税を支払う方法です。
ミャンマーは、この発送方法のみが対応しています。
また、Amazon.co.jpから「関税後払い配送」で配送される場合、配送地域は下記のとおりです。
出品者が販売する商品の配送可能地域については、出品者ごとに異なりますので、注文確定画面等でご確認ください。アンドラ、アルバニア、アルメニア、アンゴラ、アゼルバイジャン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、バングラデシュ、ブルキナファソ、ベナン、ブルネイ、ボリビア、ボツワナ、ベラルーシ、ベリーズ、カメルーン、ジブチ、ドミニカ、アルジェリア、エクアドル、エチオピア、フィジー、ガボン、ジョージア、ガーナ、グアム、グアテマラ、ガイアナ、ホンジュラス、クロアチア、ハイチ、アイスランド、ジャマイカ、ケニア、キルギスタン、カンボジア、キリバス、カザフスタン、ラオス、スリランカ、レソト、モロッコ、モルドバ、マダガスカル、マケドニア、ミャンマー、モンゴル、モーリタニア、モーリシャス、モルディブ、マラウイ、モザンビーク、ナミビア、ニジェール、ナイジェリア、ニカラグア、ネパール、パプアニューギニア、パキスタン、パラオ、パラグアイ、ルワンダ、ソロモン諸島、セーシェル、シエラレオネ、セネガル、スリナム、エルサルバドル、スワジランド、トーゴ、タジキスタン、チュニジア、トンガ、トリニダード・トバゴ、タンザニア、ウクライナ、ウガンダ、ウズベキスタン、ベトナム、バヌアツ、サモア、ザンビア、ジンバブエ
Amazon.co.jp ヘルプ: 海外配送の対象地域
ちなみに、この「関税後払い発送」の配送業者がDHLの場合は、DHLにて関税の支払いを代行してくれるようです。
どのような仕組みかというと、もし関税が必要な時にはDHLが我々に代わって関税当局に支払い、そしてその金額を我々からDHLに全額支払われた段階で、商品を届ける、という仕組みになっています。
関税後払い発送対応の商品の探し方
実は、amazonはすべての商品を海外に発送しているわけではありません。
そのため、買いたい商品が関税後払い配送に対応しているかどうかを調べる必要があります。
しかしながら、カートに入れる時点では分からず、実際に注文画面を進めないとわかりません。
発送不可の商品の会計を進めようとしたところ、下記エラーが出て、初めて対象外だとわかります。
ちなみに、色々商品を変えてやってみましたが、ことごとく、上記のようなエラーが出て対応不可でした。
電子機器がダメなのかなと思い、今度は商品を書籍に変えてみたところ、下記画面になり、発送可能でした。
ミャンマーの場合はごく少数のカテゴリのみ対応なのかもしれません
。そのため、今回は本を購入してみることにしました。
実際に使ってみた
手順①住所を登録
事前に、現地の住所を登録しておきます。
アカウントサービスから、アドレス帳を選択し、新しい住所を追加します。
「国/地域」でミャンマーを選び、現地の住所を入力します。
もちろん、氏名・住所などすべて英語で記載する必要があります。
手順②商品を購入
いつもと同じように商品を購入し、配送先をミャンマーの住所に指定します。
すると、注文確定前に送料が表示されます。問題なければ確定しましょう。
ちなみに、今回は1,700円の本1冊だけを購入したのですが、送料は1,500円と本とほぼ同じ金額がかかってしまいました...
手順③実際に届いた
いつものプチプチ付きの袋に入っていました。
商品の状態は正直、悪かったです。
というのも、プチプチの袋に本が入っているだけであったので、袋の中で隙間があり、本が動き放題のようでした。
そのため配送中にダメージを受けていたようです。
国際配送なのでしょうがないのですが、実際にダメージ受けているとショックですね。
Invoiceも同封されていました。
海外からの購入のため、消費税がかからず、本体代金は1,700円のみでした。
手順④実際に届いた配送にかかった日数
今回、配送業者がDHLだったのですが、4日程で到着しました。
世界的にコロナウイルスが流行している中でのこの対応であったため、とても早く着いたことに非常に驚きました。
また、関税を取られることもありませんでした。
実際のタイムラインは下記の通りでした。
注文:2020/2/28(金) 07:53 注文
発送:2020/3/2(月) 13:12 amazon→配送業者(横浜)へ引き渡し
2020/3/3(火) 01:32 香港到着
2020/3/3(火) 06:27 バンコク到着
2020/3/3(火) 09:56 ヤンゴン到着
2020/3/3(火) 14:25 配達中
2020/3/3(火) 17:09 配達完了
まとめ
今回、ミャンマーからamazon.co.jpにて本を購入することができました。
送料と商品の状態を考えると、電子書籍版がない場合以外は、無理にamazon.co.jpにて購入しなくてもよいかもしれません。
紙の本を読むのも楽しいので、ぜひ買ってみてください。