Googleのような検索エンジンに勝手に登録させたくないページがあるんだけど、どうやればいいんだろう?...
本記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事の内容
今回は、WordPressをお使いの方向けに、サーチエンジンに特定のページを勝手に登録させない方法を解説します。
というのも、WordPressでブログを書いていると、プライバシーポリシーや問い合わせページといった固定ページについてはサーチエンジンにインデックスさせたくない場合があります。
そのため、今回はWordPressやAFFINGER5を使っているユーザーのために、固定ページにno index, no followの設定をし、サーチエンジンへインデックスさせない方法を解説します。
Contents
no index, no followとは
no index, no followは、検索サイトに「このページを登録しないで」「このページ内のリンクを辿らないで」ということを知らせるためのWebページの目印のことです。
すなわち、特定ページへ検索サイトに登録させないための処理を指します。
なぜ、このような処理をユーザーがしなければならないのでしょうか?
答えとしては、検索サイトから見たときのWebサイトの評価を上げるためです。
クローラーとインデックス
そもそも、GoogleやBingなどの検索結果に表示されるためには、これらの検索エンジンが我々のWebサイトを訪問し、検索エンジンのデータベースに登録してもらわなければなりません。
この検索エンジンがWebサイトを訪問するプログラムを「クローラー」といいます。
クローラーがインターネットのWebサイトを巡回して、検索用のデータベース(インデックスとも言います)を作成しています。
そして、GoogleやBingなどの検索サイトは、このデータベースを基にWebページに順位付けをし、検索結果として表示しています。
自分のWebページへの訪問者数を増やすためには、この検索結果の上位にいればいるほど、有利です。
検索結果に上位に居るためには、検索サイトから、Webサイトの品質が高いと評価される必要があります。
固定ページの役割
一方で、問い合わせページやプライバシーポリシーといった固定ページは、そのページ自体がユーザーに新しい価値を提供するものではありません。
そのため、この問い合わせページやプライバシーポリシーが低品質なWebページとして扱われ、結果としてWebサイト全体の質も低い、と検索サイトには評価されてしまうケースがあります。
そのため、問い合わせページやプライバシーポリシーなどの固定ページにno index, no followの設定を入れるのです。
no index, no followの設定方法
では、実際にno index, no followの設定をしてみましょう。
手順①WordPressへログインする
WordPressにログインします。
手順②固定ページを開く
「固定ページ」→「固定ページ一覧」をクリックし、固定ページ一覧から「no index, no followにしたい固定ページ」を開きます。
手順③index設定を変更する
右のサイドメニューを下にスクロールし、「index, follow」を「noindex, nofolllow」へ変更します。
手順④変更を保存する
最後に、「更新」をクリックして、設定完了です。
参考:ソースの確認
no index, no followを設定したページには、下記htmlタグが付与されます。
<meta name="robots" content="noindex, nofollow" />
設定したページを見てみると、無事付与されていました。