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【TOEIC200点台でした】海外駐在員に必要な英語力とおすすめ教材3選

2020-07-27

たお

人事異動で海外駐在になったけど、英語が全然しゃべれないなぁ…。海外駐在員はみんな英語で仕事をしているみたいだけど、、、どうやったら英語ができるようになるんだろう?

本記事では、このような疑問に答えていきます。

本記事の内容

この記事では、英語ができない筆者が、海外駐在した経験を基に書いています。

結論、海外駐在で英語力は上がりますので、今英語ができないと心配しなくても大丈夫です。

とはいえ、始めはとても苦労します。

その苦労を減らすために、本記事では海外駐在に向けた英語の勉強法をお教えします。

記事の信頼性

この記事を書いている私は、東南アジアで3年間、海外駐在をしています。

実は、私自身は海外駐在員になるまで海外へ行ったことがなく、海外駐在員になって初めて海外に行きました。

また、かつてはTOEIC200点台だったこともありました。

そんな私も、現在では英語でメールを書いたり、会議をしたり、資料を作成したりなど、毎日英語で仕事をしています。

海外駐在に英語は必要か?

結論、海外駐在に英語は必要ですので、今すぐ勉強を始めましょう。

なぜなら、ローカルスタッフとのコミュニケーション、および仕事で使う書類(見積書、契約書、請求書、会議資料など)がすべて英語になるからです。

たとえ、同僚やお客様に日本人がいたとしても、ローカルスタッフとのやり取りや事務処理を行うにあたり、英語から逃れることはできません。

今の職場での状況

あなたの今の職場での状況を思い浮かべてください。

例1

とある業務の進捗状況を聞きたい。担当はスタッフのA君。

→対応:A君に聞く。問題や課題などがあれば合わせて聞く。

例2

支払いの請求書に対して、決済をしなければならない(あるいは決済を上長に仰がなければならない)。担当はスタッフのB君。

→対応:内容を見て、承認行為を行う(はんこやサイン、システム上で決済)。疑問点があれば、担当のB君に聞く。

普段、何気なくこういった業務を行っていると思います。

これが日本語から英語になっても同じようにできますか?

もしできるのであれば、まずは英語は焦る必要はありません。最低限は業務遂行できます。

もしできないのであれば、英語を勉強すべきです。

通訳を入れる?

通訳を入れればよい、という意見もあります。専門的な業務やビジネスの交渉事なら同意できます。

しかしながら、日常的な業務においても通訳を挟むのは、単純に1人の仕事を2人でやることになり、大変非効率です。

海外駐在が決まって英語に自信がなければ、英語を勉強しましょう。

海外駐在で英語は確実に上達する

とはいえ、英語が全くできずに赴任しても、業務は遂行できますし、また英語は確実に上達します。

というのも、私がそうだったからです。私はこれまで海外に行ったことがなく、また仕事で英語を一切使わない環境から海外転勤になりました。また、これまでTOEICで200点台をとったことがあるくらい、英語が嫌いでした。

それでも、業務が遂行できたのは下記3点の理由からです。

その①慣れ・強制力

強制的に英語を使わざるを得ないからです。部下や同僚とのコミュニケーションは英語になります。

また、業務上必要な英語は自分で調べたり、しゃべったりせざるを得ませんので、英語を使う頻度が多い分、英語も上達していきます。

その②現地スタッフが日本人に慣れている

海外駐在になる場合、日系企業にお勤めの方が多いと思います。

その場合、ローカルスタッフが日本人の考え方や日本人の発音になれていますので、英語が上手に喋れない日本人が来ても驚きません。(これまでの日本人のボスがそうだったのかもしれません。)

また、ローカルスタッフは日系企業に勤めるほどなので、日本人に優しくしてくれる(もしくは忖度してくれる)ケースが多いのではないでしょうか?

その③お客様が日系企業であることが多い

海外駐在の場合、お客様も日系企業であることも多いと思います。

特に、自動車関係や電気・電子機器関係の業種にお勤めの方が多いのではないでしょうか。

そのような場合、お客様や取引先が日系企業で、かつ意思決定権者も日本人という場合が多いです。

すると、日本語でやり取りしたり、打ち合わせしたりなどといった場面も多いです。むしろ、日本人には日系企業から仕事をとってくる役割も担っている場合が大半であり、日本語でビジネスをするのも日常的なことだと思います。

そのほかにも、私もお客様と打ち合わせをする際、こちらは私とローカルスタッフ、先方も日本人とローカルスタッフという組み合わせの打ち合わせを何度も行いました。

その際に、重要な点や細かいニュアンスを伝える時や、補足がある場合は、日本人同士で日本語で話すことはよくありました。
(もちろん逆もよくありました)

そのため、今現在、英語ができないからと言って、海外駐在を怖がる必要はまったくありません。

駐在に向けたお勧めの3つの勉強方法

とはいえ、やはり英語が全くできない状態で海外赴任したため、業務で使えるようになるまでに大変苦労しました。

そのため、事前に勉強をしておくことを強くお勧めします。

特に勉強すべきと考えるのは、「リスニング」「スピーキング」の2つです。

なぜなら、英語のみならず「相手の言っていることを理解できない」「言いたいことが伝わらない」ことが、組織として業務を遂行する上でハードルになるからです。

しかし、日本人が英語で一番慣れていないことが口頭でのコミュニケーションです。そのため、「リスニング」「スピーキング」を勉強した方がよいと考えます。

以下、3つが海外駐在にあたり、私のお勧めの教材です。

駐在や赴任までの残り少ない方もいらっしゃるかもしれませんが、少ない日数でも無駄にはなりません。今すぐ始めましょう。

その①コーチングスクール

プログリッドプレゼンスなどが有名です。英会話2ヶ月間の短期集中型のコーチングスクールで、スパルタの内容ですが、その分、力が付きます。駐在まで時間の無い方にお勧めです。

私も駐在前にはこのコーチングスクールを利用しました。業務や赴任準備をしながらの受講でかなりきつかったですが、その分達成感が大きかったですし、その後の英語学習の入口として、かなり役に立ちました。

その②オンライン英会話

好きな時間に受講できますし、生の英語に触れられます。外国人とのコミュニケーションに対するハードルを下げるのに、とても良いです。

DMM英会話レアジョブ英会話などは、無料体験レッスンができますので、まず試しに受講することをお勧めします。

その③スタディサプリ

スタディサプリは、リクルートが開発する英語学習アプリで、スマホでスキマ時間に勉強するのに大変お勧めです。桐谷美玲さんがCMをやっていることでも有名ですね。

おわりに

私がそうだったように、海外駐在が決まり、英語力に不安の方もたくさんいらっしゃると思います。しかし、今焦ったとしても英語で仕事ができるようにはなりません。

そのため、英語の勉強を始めることで、英語への抵抗を少しずつ減らしていくことが、近道だと考えています。

少しずつでも、決して無駄にはなりません。むしろ、英語嫌いな人ほど、時間がかかるかもしれません。しかし、それでも勉強して積み上げていきましょう。きっとやってよかったと思う日が来ます。

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