auのガラホ・GRATINA 4G KVF31で他社のSIMや海外のSIMを使いたいんだけど、どうやったらいいんだろう?
本記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事の内容
今回は、GRATINA 4G KVF31をSIMフリー化して、他社のSIMカードや海外のSIMカードを使えるようにする方法を解説します。
というのも、ミャンマーのキャリア・MPTのSIMが手元にあり、これをガラホにて使えるようにしたいと思います。
今回は海外のSIMカードを挿入していますが、日本のキャリアや格安スマホ(MVNO)のSIMカードでも、同様の手順で実施できます。
本記事の信頼性
本記事は、筆者が実際にGRATINA 4G KVF31をSIMフリー化したときの経験に基づいて執筆しています。
やり方
GRATINA 4G KVF31をSIMフリー化するには、下記の手順を踏みます。
- ステップ1:auのサイトにて、SIMロック解除を行う
- ステップ2:GRATINA本体にて、SIMを認識させる
- ステップ3:GRATINA本体にて、APNの設定を行う
では早速、解説していきます。
ステップ1:auのサイトにて、SIMロック解除を行う
手順①:SIMロック解除の対象端末か確認する
まず、SIMロック解除の対象端末かどうかを確認します。
auのWebサイトに一覧がありますので、記載があるかを探します。
下記の通り、GRATINA 4Gは記載がありますね。
手順②:My auにアクセスする
次に、SIMロック解除を行っていきます。
My auへアクセスし、au IDとパスワードを入力し、ログインします。
手順③:番号を選択する
お使いのauの電話番号を選び、「選択」をクリックします。
暗証番号を入力し、「次へ」をクリックします。
手順④:IMEIを入力する
続いて、端末の購入元によって、手順が分かれます。
- auショップや家電量販店などでGRATINA 4Gを購入した場合は、「au で購入した端末」の一覧に出てくるので、選択します。
- 中古で購入した場合は、「その他の端末」をクリックします。
今回は中古で購入したため、「その他の端末」の場合を記載します。
「その他の端末」をクリックすると、下記のようにIMEI(端末の製造番号)を入力する欄が出てくるので、入力します。
GRATINA 4Gの場合、IMEIは「設定」→「8 その他の設定」→「端末情報」→「端末の状態」→「IMEI情報」に記載があります。
以後、案内に沿って、手続きを進めてください。
途中、My auメールでの2段階認証があります。
手順⑥:SIMロック解除完了
SIMロック解除が完了しました。
再度やってみたところ、無事受付済みと出てきました。
ステップ2:GRATINA本体にて、SIMを認識させる
SIMロック解除後でも、ただ単にSIMカードを挿入しただけでは、SIMカードを認識しません。
そのため、GRATINA 4G本体にてSIMカードを認識させる手順が必要となります。
手順①:本体にSIMカードを挿入する
本体の背面カバーを開け、新しく使いたいSIMカードを挿入します。
手順②:Wi-Fiへ接続する
本体の電源を入れます。次の手順でWi-Fi接続が必要となるためWi-Fiに接続します。
Wi-Fiの設定は、「設定」→「5 無線・ネットワーク」→「Wi-Fi」から設定できます。
手順③:SIMカードの状態を開く
本体の電源を入れ、「設定」→「8 その他の設定」→「端末情報」→「端末の状態」→「IMEI情報」と選択していきます。
SIMの状態が「使用不可」となっているので、「更新」を選択します。
すると、再起動が走ります。
手順④:SIMカードの認識完了
無事SIMカードを認識すると、SIMカードの状態が下記のように「使用可能」になります。
ステップ3:GRATINA本体にて、APNの設定を行う
続いて、APN(Access Point Name)と呼ばれる、接続設定を行います。
通常、APN設定は各事業者が設定内容を公開しています。
例:mineoの場合
今回は、MPTの設定を例に解説していますが、各事業者の設定に読み替えてください。
手順①:「アクセスポイント名」を開く
「設定」→「5 無線・ネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を選択します。
「メニュー」→「追加」を選択します。
手順②:APNを設定する
MPTの場合は、下記のように設定します。
お使いの通信事業者に合わせて設定してください。
- 名前:mptnet
- APN:mptnet
- MCC:414
- MNC:01
それ以外はデフォルトのままで構いません。
最後に「保存」を選択します。
手順③:設定完了
無事認識して、ローミング接続できました。お疲れ様でした。