ミャンマー生活

【電源】ミャンマーの電圧、周波数、コンセント・プラグについてまとめ

2020-03-18

たお

ミャンマーの電源やコンセントってどういった形をしているんだろう、、、?変換プラグなどは必要ないのかな、、、?

本記事では、このような疑問に答えていきます。

本記事の内容

本記事では、ミャンマーの電気・電源周りについて、情報をまとめます。

結論

まずは、結論からまとめます。

・電圧:230V
・周波数:50Hz
・プラグ形状:Type C, D, F, G

IEC - World Plugs: List view by frequency

ただし、プラグ形状についてはTypeC, D, F, G以外の種類も普通に使われております。

そのため、Universalタイプと呼ばれる、どのタイプでも差し込めるコンセントであることが一般的です(後述)。

そのため、個人的には変換プラグを持っていく必要はないかなという印象です。

※出典は、国際電気標準会議(IEC; International Electrotechnical Commission)という、電気工学・電子工学に関する国際標準化団体のWebサイトです。

ミャンマーの電源電圧と周波数について

ミャンマーの電源電圧は230V、周波数は50Hzです。

一方で、日本の電源電圧は100V、周波数は東日本が50Hzで西日本は60Hzです。

そのため、日本で購入した家電や電気機器をミャンマーでそのまま使おうとしたとき、その機器が230Vの電圧に対応していないと、一瞬で壊れます。

ミャンマーに家電や電気機器を持っていく際には、機器の電圧の対応状況を調べましょう。

ちなみに、スマホの充電器やPCのACアダプタといった、最新の電子機器は、広いレンジの電圧に対応している場合が多いです。

そのため、特に心配はいらないと思います。

※私が日本から持ち込んだUSBの充電器。100~240V、50/60Hz対応でミャンマーでも使えます。

しかしながら、日本の炊飯器などの家電については、残念ながら230Vには対応していない場合が多いです。

その際には、下記のような変圧器が必要です。

また、利用する家電のW(ワット)数に対応しているかどうかも合わせて確認する必要があります。

ワット数が高い変圧器は、下記の様なものがあります。

個人的な意見としては、日本のメーカーの家電はミャンマーも買えますので、変圧器を使ってまで持ち込む必要はないかな、と感じました。

ミャンマーのコンセント・プラグについて

日本語でのコンセントを英語ではOutlet(アウトレット)、差す側をplug(プラグ)と言います。

ミャンマーでは、家電を色々な国から輸入しているため、様々な種類のプラグが存在します。

そのため、ミャンマーのコンセントは、どのプラグでも挿せる、Universalタイプが使われることが多いです。

このことから、個人的にはスマホの充電器やパソコンの電源などであれば、変換プラグも持っていく必要はないという印象です。

具体的にお見せすると、ミャンマーでは下記のようなコンセントをよく見かけます。

これは、2口のコンセントになっており、下側がUniversal、上側がType AとType C対応になっています。

また、節電の為、コンセント横に通電のスイッチがついています。

延長コードも同じで、Universalになっていることが一般的です。

※ちなみに、延長コードを英語でextension(エクステンション)と言います。

それでも心配という方は、下記の様な、複数の種類に対応した変換プラグを持っていくと安心かと思います。

代表的なプラグ

私がミャンマーで見かけたプラグの一覧です。

Type A

日本で使うプラグがこのタイプ。携帯電話やスマートフォンの充電器など

Type D

PCのモニタの電源など、電子機器に使われる

Type G

PCの電源など、電気機器に使われる

Type I

洗濯機や電気ケトルなど中国製の家電によく使われる

参考:プラグのタイプ一覧

出典:Electricity (AC) in Japan - Tokyo From The Inside

おまけ

ミャンマーでは、エアコンや冷蔵庫などの家電製品のコンセントに、下記のような機器が取り付けられていることがあります。

これは、接続した機器が突発的な電流で壊れることを防ぐ機器です。

どういうことかというと、ミャンマーでは未だに電源供給が不安定で、停電がよく発生します。

そして、電気が復旧した際に、突入電流という一時的に大電流が流れます。結果、家電がこの電流に耐えられず、故障してしまうのです。

この突入電流を防ぐためには、突入電流が落ち着くまで時間を置くしかありません。

そのため、この機器は電気が復旧してもすぐに通電するのではなく、時間を置いたのちに、自動的に通電させるという役割を持っています。

ちなみに、すぐに復旧させたい場合は、横にボタンがあるので、押せばすぐ通電します。

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