ミャンマーで売っているカップラーメンには、どういう種類のものがあるんだろう?
本記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事の内容
今回は、ミャンマーで買えるカップラーメン(カップ麺)を9種類ほど食べ比べてみました。
カップラーメンやインスタントラーメンは日本発祥の食べ物の1つで、今や世界各地に広がっています。
開発者は、日清食品の創業者でカップヌードルを世に送り出した、安藤百福(あんどうももふく)さんです。
2018年には連続テレビ小説「まんぷく」として、安藤サクラさんと長谷川博己さんが主役でドラマ化もされました。
ミャンマーにも、たくさんのカップラーメンが売られています。
こんなにたくさんの種類があると、ある疑問が浮かびます。
どのラーメンが一番美味しいんだろう…?
そこで今回は、ミャンマーのスーパーやコンビニでよく売られているカップラーメン9種類を食べ比べ、評価してみました。
Contents
- 1 ミャンマーのカップラーメン事情
- 2 今回食べてみたカップラーメン9種類のまとめ
- 3 個別レビュー
- 3.1 1.MAMEE Instant Noodles Cup Chicken Noodles(★★)
- 3.2 2.MAMA Instant Noodles Coconut Milk Flavor(★★★)
- 3.3 3.MAMA Instant Noodles Tom Yum Creamy Shrimp Flavour(★★★★☆)
- 3.4 4.Yum Yum Xcite Instant Cup Noodle Tom Yum Chicken(★★★☆)
- 3.5 5.Yum Yum Xcite Instant Cup Noodle Tom Yum Creamy(★★★★☆)
- 3.6 6.Wai Wai Quick Instant Cup Noodle Tom Yum Mun Goong Flavour(★★★☆)
- 3.7 7.Wai Wai Quick Instant Cup Noodle Chili Paste Tom Yum Flavour(★★★★☆)
- 3.8 8.Ajinomoto Yum Yum Tom Yum Seafood Flavour(★★★★)
- 3.9 9.Ajinomoto Yum Yum Tom Yum Kung Flavour(★★★★)
- 4 おわりに
ミャンマーのカップラーメン事情
ミャンマーでも、カップラーメンはごく普通のスーパーやコンビニで買うことができます。
- 価格:約500~800[mmk]。日本円換算で約42~61[円]と、日本に比べ1/2~1/3程度の価格。
- 味:ほぼすべての商品がトムヤムクンベースの酸っぱ辛いスープ。どれも結構辛いので、辛い物が苦手な人にはしんどいかもしれません。
- 同梱物:ほとんどの製品に、写真の様に粉末スープ、液体スープ、折り畳み式フォークが入っています。スープはすべて先入れです。
- 作り方:日本と同じように、粉末スープと液体スープを先に入れ、お湯を入れて3分待ちます。液体スープは、ペーストが固まっている場合が多いのですが、30秒~1分くらい揉むととろとろになるので、それから投入すると入れやすいです。
- 注意点:日本のカップラーメンと比べて、お湯の量と待ち時間がシビアに感じました。お湯が多すぎた時や3分以上待った時、味が落ちます。お湯は線の位置まで、そして時間は3分きっちりをお勧めします。
今回食べてみたカップラーメン9種類のまとめ
今回食べてみた9種類のラーメンをまとめてみました。
ブランドとしては5つ、MAMEE以外は味違いで2種類ずつ買ってみました。
ちなみに、No.8と9はメーカーがAjinomoto(味の素)です。
日本の食品ブランドを目にするとは思っていなかったため、驚きました。
ちなみに、Wan Thai Foods Industryも味の素のグループ会社です。日本企業の海外展開を感じますね。
個別レビュー
ここから9種類のカップラーメンの個別評価を記載していきます。
★が評価点を表し、★が1点、☆が0.5点です。
1.MAMEE Instant Noodles Cup Chicken Noodles(★★)
麺がぼそぼそで、日本のカップラーメンにはない一瞬鼻を指す匂いがします。食べられないことはないですが、正直いまいちです。
2.MAMA Instant Noodles Coconut Milk Flavor(★★★)
ココナッツミルクベースのスープのため、甘い匂いがします。食べ始めはココナッツの甘さ、次にラーメンのしょっぱさ、最後にちょっとだけラー油っぽい辛みがします。段々クセになる味かもしれません。
3.MAMA Instant Noodles Tom Yum Creamy Shrimp Flavour(★★★★☆)
食べ始めは薬草っぽい匂い、そのあとからさっぱりした辛みが来ます。麺もそこまでパサパサせず、食べやすいと感じました。酸っぱ辛いスープも、他のより食べやすいです。
4.Yum Yum Xcite Instant Cup Noodle Tom Yum Chicken(★★★☆)
こちらの商品も、食べ始めは薬草っぽい匂い、そのあとからさっぱりした辛みが来ます。スープは結構好きかもしれません。
5.Yum Yum Xcite Instant Cup Noodle Tom Yum Creamy(★★★★☆)
薬草のような酸っぱ辛さは他と一緒ですが、しっかりした辛みがあります。麺も割としっかりしているように感じました。かなり辛いので、辛い物好きならお勧めです。
6.Wai Wai Quick Instant Cup Noodle Tom Yum Mun Goong Flavour(★★★☆)
食べ始めはすだちっぽいすっきり感がします。その後、さっぱりとした辛みが来ます。酸味がかなり強めで、毎日食べるのはきついです。
7.Wai Wai Quick Instant Cup Noodle Chili Paste Tom Yum Flavour(★★★★☆)
他のものより酸っぱさが控えめで、麺も日本人に合うと思います。ただし、Chili Pasteと名前がつくくらい、結構辛いです。
8.Ajinomoto Yum Yum Tom Yum Seafood Flavour(★★★★)
酸っぱ辛いですが、酸っぱさ・辛さ共に、他の物ほどではないので、日本人には一番食べやすいかもしれません。
9.Ajinomoto Yum Yum Tom Yum Kung Flavour(★★★★)
酸っぱさは控えめで、その分結構辛いです。麺が美味しく、具も多いです。
おわりに
私の一押しは、黄色の「5.Yum Yum Xcite Instant Cup Noodle Tom Yum Creamy」です。
かなり辛いですが、辛党の私にとってはチャレンジのし甲斐がありました。
ミャンマーには、ここでは紹介しきれないほど、まだまだたくさんのカップラーメンが売っています。
全体的な感想としては、辛い!です。(笑)
今度、第二弾のレビューをしたいと思います。
また、ミャンマー製ではなくタイ製になりますが、yumyumは日本の楽天でも手に入りますので、日本に住んでいる方もぜひ食べてみてください。